a-ha/#9Dream

本日は ジョン ・ レノンの曲の紹介を。

『 ♯9Dream 』

故中島らもさんの小説 『 人体模型の夜 』 に収録されている

『 エイト ・ アームズ ・ トゥ ・ ホールド ・ ユー 』 という短編は、 この曲
から 思いつかれたものとおもわれる。

ジョンには 〝 9 〟 という数字がついてまわる。

10月9日生まれ。 生家はニューキャッスルロード9番地。

マネージャーが初めてビートルズを見たのも、 ジョンとヨーコが出会ったのも
11月9日。

ビートルズ時代には、 『 レボリューション9 』 や 『 ワン ・ アフター909 』を
発表。

ちなみにこの曲は、 ジョンがヨーコと別居して9日目に書いたといわれてい
る。 ジョンが見た夢を そのまま曲にした。

シングルカットされ、 全米チャートは最高9位だった。

今回紹介するのは、 ノルウェーのポップバンドa-haによるカバーバージョン。

ジョン・レノンの曲も a-haがプレイすると、 清澄なa-haサウンドとなる。

歌詞は以下の通り。

   ♪ずっと昔 夢で見たのだろうか?
    あれはただの夢
    でも あれは
    まるで現実のようだった
    ぼくには現実のようにおもえた

   ♪ぼくは通りを歩いていた
    熱っぽくささやきかける樹々を抜けて
    ぼくには聞こえるような気がした

   ♪雨が静かに降りかけたとき
    誰かがぼくの名を呼ぶような……
    そんな気が……
    そのとき ふたつの霊が
    不思議な踊りをしていた

   ♪Ah! Bowakawa、 pousse pousse
    Ah! Bowakawa、 pousse pousse
    Ah! Bowakawa、 pousse pousse