科学忍者隊ガッチャマン

半年くらい前? に録っておいた『 科学忍者隊ガッチャマン 』 を
見てみた。

おそらく七十年代くらいのアニメだ。

忍者というわりには これ見よがしな怪鳥の衣装を身につけ、
そろそろと足音を殺しても、 おもいっきり人目を引く。

衣装だけでなく、 普段着もこてこて。 メンバーはそれぞれ、
「1」 「2」 「3」 「4」 「5」 のTシャツを着ている。

同じヒ-ローにおけるヒエラルキー。
メンバー内にも 位づけがあるわけだ。

「5」 のTシャツを着ている奴は きっと屈辱だろうな。
けど、 ちゃんと自分の役割をわかっている。 えらいなあ。

おかしかったのが、 どこかの国の大統領が ホワイトハウスのような建物の、
二階のベランダから手を振り、 外にいる子どもたちが 「 だいとーりょー 、 
おめでとー! 」 と祝福するシーン。

一体どこの国じゃい。 子どもの国かっての。

そして ガッチャマンの必殺技 〝 科学忍法 火の鳥 〟

その名の通り、 科学忍者隊が乗り込むジェット機が 炎となり、
びゅびゅーんと 敵機に突っ込んでいく。

んなもん乗ってたら、 焼け死んじゃうでしょ!!

こういう突っ込みどころ満載のアニメも たまにはいいかも。

漫画やアニメは、 矛盾どころが多いほうが だんぜん楽しい。